リフォーム会社が解説!道路使用許可の申請方法について

リフォームなどの際に、現場周辺の道路使用が必要になった時は、施工業者が警察署に道路使用許可の申請を行います。

警察署への申請というと、
「なんだか難しそうだな…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで当サイトでは全2回に分けて、道路使用許可について解説しています。

第2回となる今回は、より具体的な申請方法についてご説明してまいりますので、ぜひご参考になさってください。

そもそも道路使用許可って何?という方はコチラの記事をご確認ください↓

[nlink url=”https://firstpro101.com/news/what-roaduse-permit/”]

【道路使用許可】リフォーム会社が行う申請方法について

【道路使用許可の申請方法手順】
①管轄エリアの警察署を調べる
②道路の種類を確認し、仮受付の準備をする
③申請書類を作成する
④申請を行う

それぞれのステップを詳しく解説していきます。

①管轄エリアの警察署を調べる

警察署

まずは、使用予定の道路を管轄している警察署を調べます。

「(都道府県名) 警察署 管轄エリア」などのキーワードで検索し、上位表示された警視庁公式サイトから調べることが可能です。

※東京都の管轄エリアは、こちらから確認することができます。
警視庁公式サイト|所在地から探す

管轄の警察署がわかったら、申請方法の流れについて、事前に電話などで確認しておくこともオススメです。

②道路の種類を確認し、仮受付の準備をする

次に、使用する道路の種類に応じて、道路管理者を調べていきます。

【道路の種類に応じた道路管理者
区道…区役所
都道…都の建設事務所
国道…国道事務所

必要書類を持参して仮受付を行う必要がありますので、所在地などを事前に確認しておきましょう。

③申請書類を作成する

次に、申請に必要な書類を作成します。

【申請書類】
・申請書
・作業図
・地図
・現況写真
※各書類、正副2部ずつ作成する必要があります。

さらに詳しく作成方法を解説します。

申請書

道路使用許可書

警察署で直接入手することも可能ですが、公式サイトからもダウンロードすることができます。

また公式サイトでは、記入例のダウンロードも可能なので、参考にしながら作成していきましょう。

↓申請書のダウンロードはこちら
警視庁公式サイト|道路使用許可

作業図

実際に作業する範囲の図面を、寸法を入れて作成します。

手書きで作成しても、申請可能です。

地図

作業場所の、おおよその場所が分かる案内図を作成します。
市販の地図や、グーグルマップに必要な情報を加えて作成していくのがオススメです。

現況写真

実際の使い方を説明するイメージ資料を作成します。

作業図のイメージ

↑こちらの画像のように、写真に直接イメージを記載する形式や、図面など細かい説明資料を作成しても良いでしょう。

申請手数料について

申請費用は都道府県によって異なりますが、おおよそ2,500円~2,700円です。

申請の際に前払いする必要がありますので、事前に準備しておきましょう。

④申請

仮受付が完了したら、管轄する警察署に向かい道路使用許可申請を行います。

その場で書類を確認してもらい、問題が無ければ申請手数料を支払い、書類を提出します。

その際に許可証が受領できる日にちがわかりますので、後日受領を行い、道路使用許可の申請は完了です。

まとめ

女性が両手で家のオブジェクトを包み込む様子

今回は、道路使用許可の申請方法についてまとめました。

本記事の内容は、リフォーム会社にとっては大切な知識の1つです。

基本をおさえて円滑な工事の進行を行なえるように、しっかり準備していきましょう。

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