2023年よりスタートした、こどもエコすまい支援事業。
補助対象の基準として定められている「ZEH住宅」という言葉をご存じでしょうか?
資源エネルギー庁のHPを確認すると、ZEH住宅は省エネ推進活動において、今後トレンドになるとも記載されています。
そこで今回は、住宅の基礎用語として知っておきたい1つである、「ZEH住宅」について解説していきます。
※引用:経済産業省 資源エネルギー庁
[nlink url=”https://firstpro101.com/news/children-eco-home-2/”]そもそも「ZEH」って?条件を満たす住宅について
ZEH(ゼッチ)は、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。
かんたんに要約すると、家庭の消費エネルギーを太陽光発電などの創り出すエネルギーで、補えている状態の住宅のことを指します。
ZEH住宅の条件を満たす3つの要素
ZEH住宅として認められるためには、細かな要件がいくつか定められていますが、ポイントは3つです。
①省エネ
②創エネ
③断熱
ポイント①省エネ
まず家庭で使用している電力状況や、太陽光の発電量などを確認するには、専用のシステム「HEMS(ヘムス)」が必要です。
また、無駄な電力を省くためにLED照明に切り替えたり、省電力のエアコンや給湯システムを導入するなどの対策を行います。
HEMSって?
Home Energy Management System(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の略語。家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムのことです。 電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします。
ポイント②創エネ
ZEH住宅では、電力を「創り出す」ことが大前提。
そのため、太陽光発電などの再生可能エネルギーシステムを備えることが要素の1つとなります。
ポイント③断熱
断熱効果の向上により、今まで冷暖房に使用していたエネルギーを削減することもZEH住宅では非常に重要です。
断熱窓に切り替えたり、高断熱外皮にすることで、消費エネルギーを極力おさえ、創出されたエネルギーで補える環境を作り出します。
快適な住空間を実現するためにも
いかがだったでしょうか?
今回はあまり聞きなじみのない「ZEH住宅」の基本的な知識について、解説しました。
断熱性能の向上などは、省エネルギーにつながるだけでなく、快適な住空間の実現も同時に叶えることができます。
この記事の豆知識が、理想の住まいへのヒントになれば幸いです。
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