大掛かりなイメージのある洗面台のリフォーム。実は、内装リフォームを含めても、洗面台の交換工事は1日~2日で終わることがほとんどです。
そこで今回は、洗面台リフォームの手順について解説します。工事全体の流れを知って、快適にリフォームしていきましょう。
[nlink url=”https://firstpro101.com/faq/washroom-advantages/”]洗面台リフォーム|工事当日の手順
①工事の説明・養生
②既存洗面台の撤去
③下地の工事
④内装工事
⑤新しい洗面台を設置する
⑥漏水テスト・工事の完了
手順に沿って、詳しく解説していきます。
①工事の説明・養生
工事を開始する前に担当の現場監督から、工事を行う職人の紹介とあいさつをします。
あいさつが終了したら、現場監督が施工内容の説明や、洗濯機の仮置き場所の確認を行います。問題がなければ養生を張って、工事の準備をします。
※養生とは…工事現場やその周辺を、汚損や傷から護るためのシート張りや、テープで保護を行う行為を意味します。
マンションの場合、共用部の通路のほか、資材を切るための作業スペースや、廃材置き場などにも養生を施します。
②既存洗面台の撤去
既存の洗面化粧台を撤去していきます。止水栓を取り外す際には、必ず水道の元栓を閉めてから作業します。
※止水栓とは…水流を止めたり水量を調整したりすることを目的として、水道管の途中に設けられる器具のこと。 洗面台は給水箇所下のキャビネット内に設置されていることが多い。
洗面所は湿気が多いため、現地調査では見えなかった、壁や床などが傷んでいることもしばしば。撤去の際にしっかり確認も行います。
[nlink url=”https://firstpro101.com/faq/toilet-moisture/”]③下地の工事
図面をもとに、洗面台やアクセサリーを設置する位置にマーキングをします。設置位置の下地を確認し、必要に応じて下地処理を行います。
その際、クロスの継ぎ目などから水や湿気が入り込んで、クロス下地の石膏ボードが傷んでいることも。
そのままではクロスはがれの原因になるため、石膏ボードの張り替えを行う必要があります。
石膏(セッコウ)ボードとは…石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んだ建築材料。非常に丈夫で壁や天井を造る際には広く使われる。
また、床下地に水が回っている場合にはシロアリ被害の恐れもあるので、必要に応じて部分補修を施します。
[nlink url=”https://firstpro101.com/faq/washbasin-wallbase-reinforcement/”]④内装工事
壁表面の処理を行ったら、クロスを張ります。床面はクッションフロアシートなどを張り付け、空気抜きをしっかり行います。
※クッションフロアとは…塩化ビニールでできた、クッション性に優れた床材のこと。大理石のような石目調のものから、フローリングのような木目調のものまでデザインはさまざま。
⑤新しい洗面台を設置する
新しい洗面台と止水栓を設置し、給水・給湯管を接続します。化粧台をビスで固定し、壁と隙間のコーキングを行います。
※コーキングとは…気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材などで充填すること。その材料であるパテなどをコーキング材・コーキング剤・充填材または単にコーキング、シーラントなどと呼ぶ。
⑥漏水テスト・工事の完了
洗面台に水を貼り、排水管などからの漏水がないかしっかりチェックします。
問題がなければタオル掛けなどアクセサリーを設置し、洗濯機を防水パンの上に戻します。
養生を撤去し、洗面所内や玄関、使用した共用部まで清掃をします。お客さまに仕上がりを点検していただいたら、工事終了となります。
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