マンションの専有部分(専用使用部分)を工事する際に、管理組合や理事会に承認をもらうことを「工事申請」といいます。
申請時の必要書類や提出方法は、マンションによってさまざまですが、申請を正しく行わないと、工事を開始できずにトラブルになることも。
そこで本記事では、基本的なマンションの工事申請の方法をまとめましたので、リフォーム会社のみなさんはぜひ参考になさってください。
マンションリフォーム工事申請|必要書類・申請方法
工事申請が必要な理由は大きく分けて3つ
①ほかの居住者への事前告知をするため
②工事期間、及びマンション関係者以外の立ち入りを周知させるため
③工事の仕様を確認し、マンション構造部分などに工事が至らないことを確認するため
工事申請を行う際の注意点
申請書を提出してから、承認を得られる期間はマンションによってさまざまです。
工事申請が着工日までに承認されなければ、工事を開始することができません。
その他、マンション毎に申請ルールが異なるため、事前にしっかり確認しましょう!
申請をしないとどうなるの?
申請を行わずに工事を行うことはできません。
承認を得ずに工事を行った場合、リフォーム会社は損害賠償や罰則につながる可能性も。
必ずマンションのルールに従って、申請を行ってください。
工事申請の際に必要な書類
①工事申請書
②建築図面、または設計図
③工程表
④工事のお知らせ
+マンションによっては近隣承諾書
申請書類作成のポイント
①工事申請書
入手方法:事前に工事予定のマンション管理組合や、理事会に問い合わせる
記入内容:工事内容・工事期間・工事業者・添付書類についてなど
作成の際の注意点:マンションのリフォーム規約に乗っ取って作成することが大前提となります。
そのため、事前に工事申請書を入手する際に、マンションの利用規約も併せて確認・入手しておくことが重要です。
②仕様書、または設計図
工事に伴う変更内容が記載されたものを作成します。
③工程表
スケジュールと工事内容が記載されたものを作成します。
※騒音が発生する日時を記載しておくのがオススメ
④工事のお知らせ
近隣の方に、工事が行われることを周知させるためのお知らせを作成します。
まとめ
工事申請は、リフォーム会社にとって大切な工事工程の第一歩。
マンション毎の規約をきちんと確認して、スムーズなリフォーム工事を行えるように、しっかり準備していきましょう。
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