材料が揃えやすいことや、DIYがブームになっていることから、費用を浮かせるためにリフォームをDIYする方も増えています。
しかし比較的手が届きやすい部分はともかく、天井のリフォームのDIYはプロでなくてもできるのでしょうか?
今回は専門性の高い「石膏ボードの張替え作業」について説明します。
天井の石膏ボード張替えはDIYで出来る?
結論から言うと、「可能だが難しい」です。
天井は高さがあり、脚立なども使用するため、壁の石膏ボードの張り替えより、難易度が上がります。
ボードにもそれなりの重さ・大きさがあり、DIYで、更に1人で作業をするのは難しいと言えるでしょう。
また、ボードを貼った後のクロス貼り・パテ処理なども合わせて必要になります。
慣れていない方が行ってしまうと、仕上がりに不具合が生じる可能性がかなり大きくなります。
(そのときはキレイに見えても、後からひび割れ・たるみなどの不具合が発生する場合も。)
天井の石膏ボード張替えはなぜ発生するのかを解説
リフォームで石膏ボードを張替える場合は、下記のような理由があります。
①硬くて大きなものが当たってしまって穴が空いてしまった場合
②湿気を含み、カビが発生してしまっている場合
③断熱性を高める場合
①硬くて大きなものが当たってしまって穴が空いてしまった場合
石膏ボードは比較的丈夫な反面「点の衝撃に弱い」という面があり、
一点に力がかかりすぎると、場所によっては穴が空いてしまいます。
②湿気を含み、カビが発生してしまっている場合
石膏ボードは石膏、粘着剤と紙で作られているため水には弱い性質です。
雨漏りなどでカビが発生したり強度が弱っている場合も、石膏ボード自体を張り替えるリフォームがおすすめです。
③断熱性を高める場合
家の暑さに関する悩みの多くは「天井断熱の性能の低さ」が原因。
断熱材は「熱を伝えない物質」のため、天井断熱リフォームをすれば夏は涼しく、冬は温かく過ごすことができるようになります。
そもそも石膏ボードとは
別名プラスターボードとも呼ばれており、石膏と紙で構成されています。
壁や天井などに、火・耐火・遮音・断熱を目的とした下地材として幅広く使われています。
職人側から見た時にも、加工がしやすく、施工が比較的容易に行うことが出来るというメリットもあります。
昔ながらの家やコンクリートマンションなどは少し例外になりますが、
基本的には、家の中の天井や壁の下地のほとんどは石膏ボードが貼られています。
※つまり、壁や天井のクロスを剥がせば、そこには石膏ボードがむき出しになります。
プロが解説|石膏ボードを天井に貼る方法
石膏ボードを天井に貼る手順は以下の通りです。
①下地のサイズを測る
②石膏ボードをカット
③天井に石膏ボードを貼る
①下地のサイズを測る
まずは天井サイズを測り、石膏ボードをカット&調整して収めなければいけない箇所を見極めます。
天井の下地材は、石膏ボードを貼ることを前提に等間隔に組まれていますが、
ボードがキレイに収まるようには作られてはいないからです。
②石膏ボードをカット
①で収まらない部分の寸法を計測して、それに合わせて石膏ボードをカットします。
③天井に石膏ボードを貼る
カットが必要ない部分から石膏ボードを固定していきます。
職人さんの場合は基本2人での作業となりますが、慣れている職人さんだと、1人でも片手でボードをもち上げ器用にビス留めしたりもします。
壁際に隙間が出ないようにしっかり押し込み、ボードがずれないように注意しながらビスを打ちます。
石膏ボード張替えリフォームはプロにお任せ
天井の石膏ボード張替えは、高さがある危険な作業にもなること・専門知識が必要なことからプロに任せるのがおすすめです。
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