実は住まいの快適さをも左右する、天井の構造。
天井は、マンションにおけるさまざまな大切な要素を担っている部分。
構造によっては騒音が気になったり、リフォームに制限があったりする場合も。
マンションの天井の構造には、直天井と二重天井の二種類があります。
上部階のコンクリートの床板にそのままクロスを貼った構造が直天井です。
天井が高い位置になり、解放感があります。
天井の躯体(コンクリート)の下に空間があり、その下に天井の仕上げ面がある構造が二重天井です。
空間に配管を通したり、断熱材を入れられます。
※本来の天井高からは10cmほど低くなっている、ということ。
現在住んでいる・または住みかえ先のマンションが直天井か二重天井か、自分で簡単に確認できる方法があります。
ぜひ参考にしてみてください。
床の構造の見分け方については、こちらの記事をご参考に↓
[nlink url=”https://firstpro101.com/faq/apartment-floor-whichone/”]
直天井?二重天井?自分でできる見分け方
設計図面などが手元になく確認したい場合、すぐに天井構造を確認できる方法をご説明します。
①照明器具は埋め込まれているか
②コンクリート・配管が見えている
③軽く天井を叩く
①照明器具は埋め込まれているか
・照明器具が天井に埋め込まれている→二重天井です。
・ペンダント照明用の、引掛けシーリング用コンセントがむき出しで付いている→直天井です。
※引っ掛けシーリング…天井照明用の配線器具
埋め込み型の照明器具は、それを埋め込むスペースが必要になるので、二重天井にする必要があります。
②コンクリート・配管が見えている
・コンクリート・配管が見えている(むき出し)→直天井です。
剥き出しになっている天井は「あらわし天井」とも言います。
こちらは配管が隠れていない=直天井 と、判断が大変わかりやすいです。
③軽く天井を叩く
・どの箇所をたたいてもコンコンという空洞感のない硬い響き→直天井です。
・ある線に沿って硬く、それ以外のところで空洞感がある→二重天井です。
プロの判断での最終確認を!
直天井と二重天井の違いによって、
リフォームも実現できる仕上げや工事内容が大きく異なることがあります。
簡単な見分け方をご説明しましたが、自己判断だけでは「絶対」ではありません。
確実に確認したい場合は、必ず不動産やマンション販売業者、リフォーム業者などに確認してみてください。
詳しい話しを聞きたい方は、ぜひ一度ファーストプロへご相談ください!
経験豊富なスタッフがご相談に乗らせていただきます。
その他、天井のリフォームについての記事はこちらも参考に↓
[nlink url=”https://firstpro101.com/faq/downlight-apartmenthouse/”]
[nlink url=”https://firstpro101.com/faq/ceiling-plasterboard/”]