普段、あまり意識していないかもしれない床の構造。
マンションの床の構造には、種類があるのをご存知ですか。
実は、床構造で住み心地は大きく変わります。
騒音が気になったり、リフォームに制限があったりする場合も。
マンションの床の構造には、直床と二重床の二種類があります。
※コンクリートスラブ…コンクリート製の板(スラブとは床のこと)
現在住んでいる・または住みかえ先のマンションが直床か二重床か、自分で簡単に確認できる方法があります。
ぜひ参考にしてみてください。
床構造についてはこちらの記事もご参考に↓
マンションの床構造が騒音に関係!?なぜ?原因と対策とは
マンション床(二重床・直床)の簡単な見分け方
設計図面などが手元になく確認したい場合、すぐに床構造を確認できる方法をご説明します。
①歩いた時の感触
②軽く床を叩く
③リビングのサッシレールの位置
①歩いた時の感触
直床は、一般的にふかふかした感じです。
これは防音規定の関係で、床側にクッション性があるものを指定されている場合が多いため。
なお、全面所やトイレといった、水まわりは固い歩行感があります。
②軽く床を叩く
直床は下地がコンクリートのため、叩けば硬く”ゴンゴン”と重い音がします。
二重床は空洞のような”コンコン”という軽い音がします。
③リビングのサッシレールの位置
サッシレールの下枠部分が床より10cm以上高く設置されている場合、直床の可能性が高いです。
プロの判断での最終確認を!
直床と二重床の違いによって、
実現できる仕上げや工事内容が大きく異なることがあります。
簡単な見分け方をご説明しましたが、自己判断だけでは「絶対」ではありません。
自己判断では、「ふかふか」ってどのくらい?など、基準が難しい場合があるかもしれません。
確実に確認したい場合は、必ず不動産やマンション販売業者、リフォーム業者などに確認してみてください。
詳しい話しを聞きたい方は、ぜひ一度ファーストプロへご相談ください!
経験豊富なスタッフがご相談に乗らせていただきます。