リフォームの依頼先を決める際、複数の施工業者から見積もりを取る「相見積もり」。
しかし、何社から相見積もりを取るのが適切かは、意外と知られていません。検索しても、2〜3社、5社までなど、情報はまちまち。
今回はプロ目線で見積もり業社おすすめの数・その理由や、ポイントなどをご紹介。
しっかり把握して、リフォーム契約をスムーズに進行しましょう。
リフォームの相見積もりは何社が良いか
基本は3社がおすすめです。
「相見積りはたくさんとったほうがいい」というのは間違いです。
更に、4社以上になると各社に説明内容が変わってきてしまったり、
お客さま自身の混乱のもとになり、適正ジャッジもしにくくなってきます。
結果、時間と金額のロスになりやすくなります。
そもそも「相見積もり」とは?
リフォーム工事における相見積もりとは、複数の業者から見積もりを出してもらうこと。
リフォーム工事は「定価」がある商品ではないので、初めてリフォーム工事を依頼する方は、提示料金が「適切な価格かどうか」の判断をするのは難しいことです。
相見積もりで複数の業者を比較すればおおよその相場が分かり、「高額請求」や「不当な工事」といったトラブルを回避しやすくなります。
リフォームの見積もりは無料?
工事契約をするまでは「無料」である場合が多いです。
不安な場合、「見積もりは無料か」「無料でできる範囲はどこまでか」を事前に聞いておくとよいでしょう。
相見積もりをだす際の3つのポイント
①予算と、「相見積もり」であることを伝える
②図面があれば準備しておく
③同じ条件で依頼する
①予算と、「相見積もり」であることを伝える
相見積もりである旨を、業者に伝えて問題ありません。※具体的にどのリフォーム会社と競合しているかまでは伝えなくて大丈夫です。
競争意識が働いて、提案にも力が入りやすくなったり、断るときにも唐突にならず断りやすくなります。
予算が決まっている場合も、正直に伝えましょう。
ただし「解体してみたら予想以上に傷んでいた」など追加工事が発生することも多いため、10%〜20%の余裕をみた金額で伝えるようにしておきましょう。
②図面があれば準備しておく
■戸建ての場合…建築確認申請時に提出した図面
■マンションの場合…購入時にもらったタイプ別の平面図
図面を見せることでより精度の高い提案・見積もりを期待できます。
③同じ条件で依頼する
各会社に対して同一の条件・希望内容を伝えましょう。条件がまちまちだと、せっかく出てきた見積もりの内容を比較することができなくなってしまいます。
同じ条件で依頼しない場合、相見積もりは意味がありません。
リフォームの相見積もりでも、お気軽にご相談ください!
相見積もり比較後、業社を選定しますが、ただ「施工費が安ければ良い」とは限りません。
ご自身が求めているリフォームを、きちんと実施してくれる会社か、万が一のときに親身になってくれるどうかを見極めることも肝心です。
お悩みの場合は、ファーストプロへ一度ご相談を。
相見積もりの場合でももちろん大歓迎。経験豊富なスタッフが親身に対応いたします。