トイレの現地調査では、その家にお住いの方のこと、年齢のことなど、直接トイレに関係なさそうなことも確認し、提案させていただく場合もあります。
例えば、トイレの天井が高い場合は「ダウンライトだと、年配の方は電球交換が大変ではないだろうか…」
といった具合に、疑問がある箇所を伺ったりもします。
今回はトイレの現地調査で、トイレ本体以外に確認させていただく内容についてお話しいたします。
トイレリフォームの現地調査で本体以外に確認するポイント
①立つ位置の床
②手すりは必要か
③寒くないか
④内開きのドアではないか
①立つ位置の床
お客様、ご家族内に男性がいらっしゃる場合は特に、用を足す時の位置に注意します。
重みで床が弱っている場合があり、その際には一部床下地の補修も提案します。
②手すりは必要か
高齢者の方は特に、手すりを設置したいというご要望が増えます。
今は必要なくても、将来設計を考えた際にご提案する場合もございます。
その場合、とりあえず下地だけを入れておけば手すりが必要になった時、手すりを取り付ける工事のみで完了できます。
下地を入れていなければ、下地を入れた後、再度壁紙(クロス)の張り替えが必要になる場合もあります
③寒くないか
急激な温度変化によって体がダメージを受けることを「ヒートショック」と言い、浴室から脱衣所の移動の際などで多く発生しますが、トイレでも下半身が外気にさらされるので注意が必要。
肌に直接触れる便座を暖房便座にしたり、暖房器具を設置する提案をさせていただくこともあります。
④内開きのドアではないか
以前は内開きのドアが多かったトイレの扉。
中で人が倒れた時に扉が中の人に当たって開けられなくなることが問題となり、外開き・引き戸が一般的になりました。
内開きの扉の場合は、合わせてリフォームでの変更をおすすめいたします。
また、内開きのから外開きにする際に既存のドアを使う場合、左右の開き勝手が変わります。
そのため、スイッチの位置も変える必要があるかなどもあわせて確認します。
丁寧な現地調査&提案で快適なトイレに生まれ変わります!
トイレは家の中でも、毎日数回以上は使う大切な場所の一つ。
丁寧な現地調査で、本体のこと以外もチェックし、より快適な空間を提案させていただきます。
本体交換で掃除が楽・節水効果など機能性の向上はもちろん、将来のことを考えたバリアフリー化などのプラス工事も承ります。
トイレで気になる箇所があれば是非一度ファーストプロへご相談ください。